BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票:brief-type self-administered diet history questionnaire)はDHQの特徴を保ちつつ、構造を簡略化し、回答やデータ処理を簡便にしたものです。質問票はA3両面(A4にすると4ページ)で、平均回答時間は15分です。高齢者でない限り、回答に際して、栄養士など専門家のサポートは不要です。ただし、回収後、正しく回答されているか否かのチェックは必要です。
大規模な栄養疫学研究や、栄養が従である(他の要因が主である)研究に用いることを目的として開発されました。しかし、最近では、その利用のしやすさから、アセスメント時間や予算には制限があるものの、できるだけ正確な指導を個人ごとに行なうことが求められる特定保健指導などでの利用可能性が期待されています。
BDHQの妥当性に関する検討についての原著論文はまだありませんが、研究報告書のレベルでは妥当性研究の結果が報告され、DHQには及ばないものの、他の類似の質問票や食事アセスメント法に比べると優れたものであることが示されています。BDHQを理解するには、DHQについて、ある程度理解することが勧められます。
BDHQは専用の栄養価計算プログラムによっておよそ30種類の栄養素とおよそ50種類の食品の摂取量を算出できます。また、対象者ごとの個人結果帳票を出力することもできます。個人結果帳票には、現在、一般基本編、食事バランスガイド編、高血圧編、高脂血症編、糖尿病編、太りすぎ編、骨粗鬆症編、妊婦編、授乳婦編、詳細編があります。
なお、BDHQの栄養価計算プログラムは、より正確な栄養価計算ができるよう、もっとたくさんの種類の栄養素について摂取量計算ができるようにという改良が、現在も毎日行なわれています。 また、BDHQは成人を対象とするもののため、小学生高学年用としてBDHQ10y、中高校生用としてBDHQ15y、3歳児用としてBDHQ3yの開発が行なわれています。
□BDHQ質問票のサンプル(PDFファイル)
□BDHQ以外の研究用DHQ質問票
□個人結果帳票のサンプル(PDFファイル)
・詳細編
・食バラ編
・高血圧編
・糖尿病編
・妊婦編
・授乳婦編
研究論文
なお、妥当性に関する報告書やBDHQを使った研究論文の別刷り請求は
http://www.nutrepi.m.u-tokyo.ac.jp/




